ProcessingからNode.jsにテキストデータを送る
はじめに
前回はProcessingがサーバー側でクライアント側のNode.jsがテキストメッセージを送ることを試みました。(前回の記事)今回は他の記事にもあるようなNode.jsからProcessingにテキストメッセージを送ることをnetモジュールを用いて行おうと思います。
コードを書く前に
前回と同じくclientフォルダーとserverフォルダーを作成しました。clientフォルダーには「client.pde」、serverフォルダーには「server.js」というファイルを生成しました。今回Node.js側ではnetモジュールを使用するので、serverフォルダーに「npm install net」でnetモジュールをインストールしましょう。
コードを書く
server.jsとclient.pdeのコードは以下の通りです。
server.js
var net = require('net');
var port = 3000;//適当なポート番号
var server = net.createServer((socket) => {
socket.on('data', (data) => {
console.log(`${data}`);//送られたテキストデータを表示
socket.write(data);
socket.pipe(socket);
});
socket.on('end', () => {
console.log('Server: Client Disconnected');
});
});
server.listen(port, host);
client.pde
import processing.net.*;
Client myClient;
int port = 3000;//server.jsで指定されたポート番号
void setup() {
myClient = new Client(this, host, port);
}
実行
まずはじめにserver.jsを「node server.js」で実行してから、client.pdeを起動させてください。コマンドプロンプトに「Hello world!」と表示されれば成功です。