Node.js:Webmoを動かしてみた
はじめに
Webmoとは電子工作の知識がなくてもJavaScriptで制御できるモーターです。このWebmoはNode.js用のライブラリがあり、それを使ってNode.jsで制御することが可能です。
今回はNode.jsでのWebmoの制御の仕方をまとめました。
環境設定
- Node.js v6.11.0
- windows10
- コマンドプロンプト
- Webmo v0.1.3
Webmoの事前知識
WebmoはPCとwi-fi接続しないと制御することができません。wi-fi接続の方法を知らない方はWebmoの始め方を読んでから次に進んでください。
準備と実行
1.適当にフォルダーを作る
今回は「webmo」というフォルダーを作成しました。
2.コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行
npm init -y
npm install webmo-client-nodejs --save
これで「webmo」フォルダーの中に「package.json」というファイルと、「node_modules」というフォルダーができているはずです。
3.index.jsファイルの作成
「webmo」フォルダーの中に「index.js」というファイルを作成してください。ここにWebmoを制御するコードを書きます。今回は「毎秒90度のスピードで回転して2秒後に止まる」コードを書きました。
例:毎秒90度のスピードで回転して2秒後に止まる
※注意
Webmoの始め方にもありますが、WebmoはBonjour を利用し、webmo.localへ接続しています。WindowsのPCにはBonjourが入っていないため、それをインストールするか、「new WebmoWs("webmo.local")」の「webmo.local」をIPアドレス「192.168.42.1」に変更してください。
4.PCをWebmoにwi-fi接続をする
何度も言いますが、WebmoはPCとwi-fi接続しないと制御することができません。実行前にPCとWebmoがwi-fi接続されているか確認してください。
5.実行
あとは実行コマンドを打つだけです。実行コマンドは以下の通りです。
node index.js
まとめ
こんな感じでWebmoはNode.jsで簡単に制御することができます。Webmo制御に使える関数一覧はこちらのサイトに載っています。皆さんもぜひWebmoを使ってみてはいかがでしょうか?