Yahoo!のエンジニアに聞いてみた五つの質問
はじめに
先月、友人と「【学生エンジニア限定】Yahoo! JAPAN MeetUp #14 ~マーケティングを支える~ - connpass」というイベントに参加してきました。そのイベントでは若手のエンジニアの方が現場でどういう活動をしているのかということをプレゼンしていて、後半に行われた懇親会では、Yahoo!のエンジニアの方と会話する機会がありました。そこで友人と私は色々と気になったことを質問していたら興味深い答えが返ってきたのでそれらをまとめてみました。多少、返答の言葉の表現が違いますのでご了承ください。
目次
- はじめに
- 目次
- 質問に答えてくれた方々
- Q.インターンは行った方がいいですか?
- Q.どんなインターンに行った方がいいですか?
- Q.転職するときに気をつけることはありますか?
- Q.ハッカソンの参加は面接で評価されるのか?
- Q.Webサービスを作るときに気をつけることは?
- おわりに
質問に答えてくれた方々
- 新卒一年目のお姉さん
- 新卒二年目のお姉さん
- 中途一年目のお兄さん
- 自称新卒のおじさん(偉い人らしい)
Q.インターンは行った方がいいですか?
来年度、学部三年生になることもあってインターンについて質問してみました。
A.参加するとよい by 新卒一年目のお姉さん
就職面接において、インターンに行ったということは「行動力がある」、「企業での実戦経験がある」と評価されるから。
A.参加するとよい by 新卒二年目のお姉さん
その会社の雰囲気だったり、「働く」ということがどういうものなのか実感できるから。
Q.どんなインターンに行った方がいいですか?
では、どんなインターンがよいのでしょうか? 質問してみたら様々な答えが返ってきました。
A.長期のインターンがよい by 新卒二年目のお姉さん
就職面接のことを考えると長期がよい。というのも、長期インターンにいたということは実際の働く環境を体験し、かつ、長く労働する気力があるということだから。
A.一つに絞るのではなくいろんなところに行こう by 自称新卒のおじさん(お偉いさんらしい)
インターン先は、「大手企業」、「下請け企業」、「ベンチャー企業」の大きく三つに分かれる。これらはそれぞれ雰囲気が違うから各々体験した方がよい。長期か短期かということなら、長期はやりたいことができる場所の方がモチベーションが保ちやすいからよく、短期はあっという間に終わることから自分が勉強してみたい分野で選んだらよいと思う。
Q.転職するときに気をつけることはありますか?
プログラミングの勉強会に参加すると何人か転職の経験があるエンジニアに出会うことがあります。また、ネット記事でもエンジニアの転職について述べているものが何度か目に入ってくることもあって、転職に興味を抱いていました。(まだ就職すらしていない学生なのに……)中途一年目のお兄さんにこの質問を投げてみました。すると二つ答えが帰ってきました。
A.作品を作っておくことが大事 by 中途一年目のお兄さん
たまに「プログラミングができる」と自称しているのに自分の作品を持っていない人がいるけれどこれはダメ。作品を持っているということはそれを作り上げる技術があるという証明になる。逆に作品を持っていないということは「プログラミングができない」のと同じ。
A.中途採用ページを確認しておこう by 中途一年目のお兄さん
中途採用ページには「これがあるとよい」みたいな条件が書かれている。そのスキルを持っている人こそ、その企業が求めている人材。だから、そのスキルを持っているともちろん受かりやすくなる。中途採用ページを見て、自分がその企業の求めてるスキルを持っているか確認しよう。
Q.ハッカソンの参加は面接で評価されるのか?
友人がハッカソンに挑戦するらしくこんな質問をしていました。
A.チームで作ったという経験は評価される by 新卒二年目のお姉さん
入社したら個人での作業よりチームでの作業の方が多い。だから、チームで何かを作ったという経験は評価される。実際に私も面接で聞かれた。
A.賞を取っていれば強みになる by 自称新卒のおじさん
評価されるか否かはハッカソンの内容によって変わってしまう。しかし、賞を取ったという実績はもちろん評価される。
Q.Webサービスを作るときに気をつけることは?
友人がWebサービスを作ってみたいと思っていて、自称新卒のおじさんに質問したら、以下のような答えが返ってきました。
A.公開することが大事 by 自称新卒のおじさん
最初は誰も使ってもらえないけれど、公開してサービスを続けていくことが大事。ユーザに使ってもらうことで改善点が分かり、それを改善していくうちに得るものがあるはず。とは言っても永遠に続ける必要はないからどこかで区切りをつけよう。
おわりに
今回はエンジニアの方々に就職という側面でいろいろな質問をしていきました。学生の私は、あまりエンジニアの働く姿が想像できなかったのですが、このイベントに参加したおかげで、これからどういった行動をすべきかの指針を知ることができました。あくまで個人的に知りたかったことしか質問していなかったのですが、もしこの記事が役立てたなら光栄です。